歯神社(はじんじゃ)は大阪梅田にある神社ですが、名前にとてもインパクトがありますよね。
神社といえば御朱印やお守りはどういったものなのか気になるところです。
この記事では、歯神社の御朱印やお守りはどういったものがあるのかや、歯神社に参拝する際の大阪梅田からのアクセスについて調べました。
歯神社に参拝予定の方や、遠方でなかなか行けないという方も、歯神社はどういった神社なのかぜひ一緒に見ていきましょう。
歯神社の御朱印は?
結論からお伝えすると、歯神社では御朱印を授与していただくことができませんが、徒歩10分ほどの場所にある網敷天神社御旅社(おたびしゃ)で授与していただけますので安心してください。
歯神社には元々御朱印などを授与してくださる社務所がないのですが、歯神社は幅が2メートルほどしかない神社なので社務所がないのも頷けます。
気になる御朱印ですが、歯の形の御朱印が押してあります。字のかっこよさと歯の形の御朱印の可愛らしさの組み合わせとてもいいですね。
歯神社は普段無人で、御旅社も今は土日の午後以外は無人のことが多いようなので、御朱印を頂く場合は土日の午後に御旅社に参拝にするのが良さそうです。
13時から17時の間が良いようですが、確実に御朱印が欲しい方は事前に確認するのがおすすめです。
歯神社のお守りは?
普段授与していただけるお守りはこちらのデザインです。
白地に赤や緑の花がポイントとなりかわいいですね。
歯神社御守は一体700円、歯神社御神札は1体1200円です。
遠方にお住まいの方や、病気療養中のため参拝が難しいという方は送っていただくことも可能です。
詳しくは「歯神社公式ホームページ」をチェックしてみてください。
歯神社の由来は?
正式名称は、網敷天神社末社歯神社(つなしきてんじんしゃ まっしゃ はじんじゃ)です。
網敷天神社末社でありもとは農耕神として祀られ淀川の決壊をこの付近で歯止めされたことから「歯神社」として崇拝され近世に至っては歯の神と呼ばれ歯痛によく効く神様として厚い信仰がある
歯神社 立札 歯神社由緒より
歯神社は大雨による洪水をご神体の巨石が歯止めしたことがそもそもの由来となっていますが、現代では歯の健康にご利益がある神社として親しまれています。
歯神社の拝殿前の「なで石」を撫でた後、撫でた手で歯痛の部分を撫でると歯痛が和らぐといわれています。
歯神社の御利益は?
- 歯痛鎮静
- 健歯護持
- 歯業成就
- 歯止祈願
- 商売繁盛
歯神社と親しまれているので歯の健康が多く知られていますが、もともとの由来である「歯止め」にちなんだ「歯止祈願」もあります。
また、「歯業成就」歯医者さんや歯科学生さんはピンポイントでお詣りしたくなる御利益や「商売繁盛」もありました。
歯神社の例祭、歯神祭とは?
歯神社では一年に一度、歯の健康と無事を祈願する歯神社の例祭「歯神祭」が行われます。
2023年の歯神祭は6月4日の虫歯予防デーの日に行われました。
歯神祭の日限定のお守り
歯神祭の日限定の特別な白いお守りがあります。
年に一度しか授与していただけないお守り、とても特別感がありますね。
歯神祭で先着100名に歯ブラシセットの授与
歯神祭では先着100名様に歯ブラシと歯磨き粉のセットが無料で授与されました。
当日、事前に整理券が配布され、整理券を持っている方は神事後に授与していただけるというものでした。
2023年の歯神祭はおわってしまいましたが、来年以降も開催が予想されますので欲しい方はぜひ来年の開催をチェックしてくださいね。
先着にもれてしまっても、歯神祭の日は授与品として歯ブラシが用意されていて購入できたようです。毎日使用する歯ブラシなので、毎日パワーをもらえそうですね。
今回授与された歯ブラシは、全日本ブラシ工業協同組合(大阪拠点)と、株式会社サンギ(本社東京・大阪営業所あり)が奉納した歯ブラシのようです。
ちなみに、歯ブラシの生産量日本一は大阪府八尾市で、全国生産量の4割を大阪府八尾市が占めています。4割も!すごいですね…!
歯神社近隣の企業が一体となって神事が行われたのだと思うと、地域の皆さんに愛されている神社なんだなと改めて思います。
歯神社の口コミは?
- 繁華街の一角にある小さなお社、御神木もあって癒しの空間
- 人通りの多いところで赤い鳥居が目立つが、あまりにも小さいので何も考えずに通ると見落とす可能性が大きい
- 歯の仕事をしている方や歯の心配がある方におすすめ
- 小さな神社だが信仰を集めている
- 段差は少ないので安心して参拝できる
- 年に一度はお詣りしておきたい
- 親しみを込めて「歯神さん」と呼ばれている
歯神社への梅田からのアクセス・行き方は?
阪急梅田駅・大阪駅方面から歯神社へのアクセス
- HEP FIVE(ヘップファイブ)ビルの上にある赤い観覧車を目指す。
- 観覧車の建物の正面入り口のすぐ左側(北側)の道路を50mほど進む。
- JR高架下に「ねぎ焼きやまもと」というお店が見えたらその裏側に歯神社
歯神社は24時間参拝可能です。
歯神社から網敷天神社御旅社へのアクセス
- 歯神社からHEP FIVEの観覧車の正面入り口のあたりに戻る
- そこから北へ阪急電車の高架沿いに400mほど歩いたところに網敷天神社御旅社
※となりにスポーツ用品のミズノ茶屋町店があるので青いミズノのビルを目指して歩くとわかりやすい
御旅社の社務所は水曜定休日、平日は留守がちだそうです。
土日の13時~17時であれば大体いるようですが、土日留守にするときはTwitterでお知らせしているそうです。
まとめ
今回、歯神社という歯の神様を祀っている神社について調べました。
名前がとてもインパクトありますよね。
「びっくりするほど小さい」という口コミがあるほど小さいお社ですが、とても親しまれている神社でした。
梅田から徒歩で行ける場所にありますので、お近くの方は参拝されてみてはいかがでしょうか。